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14.(下)「上達したい!」バイオリン無しでバイオリンモードの身体をつくる6つの習慣(動画つき)

(上)では以下のうち3つを動画つきでご紹介しました。

  1. 弓を持つ際の柔軟な動きを身につける(鉛筆で屈伸運動)
  2. 1に加え、弓を持つ力を鍛える(定規または菜箸で尺取虫)
  3. 左指の運動(携帯どちらかというと小ぶりのガラケーで)
  4. 仕事や買い物にも役立つ脱力の習慣
  5. 所作一つひとつにちょっと工夫
  6. ハンカチ(布なら何でもOK)をもってゆったりお風呂でボウイング

前半1~3は「激むずっ(>_<)」というご感想もいただきましたが、少しずつでいいのでやってみてください。だんだんとバイオリンモードの筋肉ができてきますよ。

後半にいくほど簡単になりますのでご安心下さい!

4番、仕事や買い物にも役立つ脱力の習慣いってみよー(^o^)丿

仕事や買い物で結構重い物を持つことってありますよね。

そのとき、手や腕の力ばかりではなく、おへそのすぐ下にある丹田(たんでん)というツボを意識して物を持つと物が抱えやすくなります。

この丹田、バイオリンを弾く際にもとても重要な役割をします。いわゆる脱力をして楽にバイオリンを弾く際のボディイメージとしても重要なツボです。

私は、丹田他さまざまなツボと楽な(脱力)演奏についてはこの本をよく参考にし、生徒さんにもお勧めしています。↓

もちろん、重い物を持つ動作だけでなく、日頃の動作一つひとつ、例えばドアを開ける、歩く、走る、階段を上り下りする…そんなときもこの丹田を意識すると普段の姿勢や動作も軽くなると 同時にいつもバイオリンモードを意識できるという一石二鳥なわけです(^_^)v

あ、そうそう、スポーツでも取り入れられていますよ!

ここ福岡県大牟田市の市民のおそらく9割は知っていることですが、ジャイアンツの原辰徳監督は福岡県大牟田市出身で、原監督のお父上、故 原貢さんは大牟田市の三池工業高校を1965年(昭和40年)の夏の甲子園で初出場、初優勝に導きました。

その原貢監督の当時の教え子の方がおっしゃっていたのが、バットを振る動きを普段から意識して、ふすまを開けるときにも腰から開けるようにと言われたということです(若干言葉のニュアンスは違うかもしれません)。それはつまり、腕ばかり意識をしてバットを振ってはいけない、もっと下半身に重心を置いて振りなさいということ。丹田という言葉は使われなかったようですが、バイオリンを弾くときでも同じことです。

ぜひ日頃から丹田を意識してみて下さい!

それでは5番、所作一つひとつにちヨっと工夫!

歯磨きをするときにボウイング練習です。

多くの方は前半のように鉛筆を持つように磨くと思うのですが、時々後半のように弓を持つようにもってやってみて下さい。

手首を柔らかくする練習になると同時に、トレモロの練習にもなっちゃいます。

いや、バカにできませんよ、この練習♪

こんな風にいろんな日頃の所作、動作をバイオリンを弾くときの動きに置き換えられないかやってみて下さい!

さあ、いよいよくたびれてきましたか?

最後は、ゆっくりお風呂でできる練習です。

お風呂にハンカチ(布なら何でもOK)をもっていき、ゆったりした気持ちでこんな動作をしてみましょう。

ボウイングのダウン(下げ弓)とアップ(上げ弓)の練習です。

ゆったりリラックスして行うと力が抜けてよいですよ。のぼせない程度に…

ぜひぜひやってみてくださいね!次回もお楽しみに!

★バイオリンの楽な演奏におススメ★

★2027(令和9)年ドロシーみきこは「ハチドリ芸術社」をつくって、「ハチドリ芸術バス」を走らせる!全国1750市区町村バイオリン行脚も作曲も講演もブログも全てはそのために!

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