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ガンがきっかけで知った吉本新喜劇

ガンになって本を読んだり、ネットで情報を集めたりしました
「笑うことが大事」、「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活発化するよう笑いましょう」というのはよく見かけるのですが、
なぜか船瀬俊介氏の本には「吉本新喜劇を見たらNK細胞が活発化した」などなど具体的な「処方箋」が載っていました。
「吉本新喜劇が面白いといったって、人それぞれでしょうよ」と、あまり新喜劇を知らなかった私にとって、新喜劇押しの一節は、なんだか可笑しくて、妙に印象に残っていました

実際私のまわりでも、吉本新喜劇が「好き」という人と、あのベタ過ぎる予定調和の笑いが「無理」という人がいます。

私はというと、船瀬氏の本をきっかけに新喜劇を観るようになって
大好きになりました

とにかく笑える

私は単純なのかもしれません
複雑なドラマなどよく理解できませんし(^^;)、水戸黄門(?)のような「何時ごろ悪役がでてきて、危機があって、そろそろ解決」みたいな、ベタベタな展開のものが好きでしたし、必ず解決したら感動したり、涙したりしてました

吉本新喜劇も、筋書きは単純ですし、合間合間のアドリブや個人技に笑って、最後感動で涙する(ほんとに私、泣きます)

私にはとっても合っている!と思いましたね

しかも、コンプレックスが色々とある私には、「コンプレックスが個人技になる」いや「コンプレックスがないと輝かない」くらいの吉本新喜劇にいつも励まされて、温かい気持ちになるのです

こんなことを思い出しました

あるとき、私が師と仰ぐ人であり、よく私のライブにお越し下さる方がおっしゃいました
「お客さんはちょっと優越感にひたって帰ると気持ちいいんだよ。だからMCだって完璧じゃなくていい」と

ライブでよくMCをする私は、当然、曲についてやその他色々な話題について勉強して望むわけですが、それを怠っていいというわけではなく、謙虚になりなさいということだそうです
詳しくないことについて「私はその辺、詳しくはないのですけれど、詳しい方、後で教えてください」とか、
お客さんから何か尋ねられることがあって、それがわからないならわからないで、「わからないので今度勉強してきます」と素直に言うなどなど(実際勉強しなくちゃね)

この「優越感」という言葉

吉本新喜劇を見ると、芸人さんがこれでもかとコンプレックスを前面に出して私たちを笑わせてくれる
そして温かいきもちになったり、勇気をもらったりする

「優越感」ってなんだか意地悪な意味にも使いますし、優越感を得るためだけに物事を進めたらおかしくなっちゃうと思うのですが、「優越感」を持つことがあるのは当然のことだし、健全だと思います

吉本新喜劇が、「私のコンプレックスなんて小さいわ!」と思わせてくれる
逆に言えば、こんな「優越感」をお客さんに感じてもらえるように吉本新喜劇は作られているのだと思えてきて、改めて感動するわけです

こんな私の吉本新喜劇「愛」を今後も綴っていこうと思っています。てげてげにね(^_-)-☆

★2027(令和9)年ドロシーみきこは「ハチドリ芸術社」をつくって、「ハチドリ芸術バス」を走らせる!全国1750市区町村バイオリン行脚も作曲も講演もブログも全てはそのために!

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