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少しの孤独は何かをもたらしてくれる…

孤独は負だ

孤独の時間、孤独な人生、孤独死…

孤独は自分ひとりのときだけじゃない
二人でいてもたくさんの人といても
そう感じるときがある

私は絶望に陥るほどの孤独を感じたことは
今までにおそらくガンと告知された一瞬の時だったと思う

病院の待合室で
私だけが死の宣告を受けたような気持ち

皆色々な病を抱えているはずなのに
自分だけが奈落の底に突き落とされた気持ち

今はあの時ほどの絶望感はないけれど
孤独を感じるときは時々ある

以前なら、孤独を感じればすぐに
SNSを開いて「イイネを押してくれそうな」誰かとつながろうとしてみたり、
「励ましてくれそうな」友人にメールを送ってみたりして
自分の都合の良い反応を待ってみたりしていた

満たされたり満たされなかったり
彼らの反応により私はぐらぐらと揺れていた

ふと、
孤独が襲ってきたとき
それと対峙してみた

静かに
ゆっくりと
深く
私は海の底へ沈んでいく

静寂の中に身を横たえ目を瞑る

しばらくして
私は私を癒そうとか細い息を声帯に運び
静かな旋律を紡ぎだす

何度となく
そうやって音楽が生まれてから
孤独の時間は作曲の時間の一つに加わった

孤独の時間が少し愛おしく思えるようになった

孤独は負ではないと思えた瞬間だった

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